介護福祉士、勤続10年以上で8万円アップ?

12/8の臨時閣議にて。

■介護人材の処遇改善
介護サービス事業者における勤続年数10年以上のベテランの介護福祉士などを対象として、月額平均8万円相当の処遇改善を2019年10月から実施

以前から言われていた
介護離職ゼロに向けた介護人材確保のため、他の産業との賃金格差をなくしていく
この話はどうなった?

10年以上勤めないと給料8万円増えません。
10年勤めるまで賃金格差は今まで通り。

10年後に8万円給料増えるから頑張るよ!( ゚Д゚)
そんなやつどこにいるんだよ(笑)

■百歩譲って
・今現在長く勤めている職員の場合。
10年以上勤めている人は間違いなく辞めないでしょう。
7~8年の人も辞めないのではないでしょうか。
この辺りの介護離職は無くなると思います。

今回の対策ではここしかカバーできません。

■経験の浅い職員は?
・介護職になったばかり~3年程度の職員
離職率が高いのは経験の浅い職員です。
10年近く先の話、それまで安月給でストレスに耐えて働きたいと思いますか?
逆にベテランとの給料格差が大きくて嫌になるでしょう。

経験年数の長い介護職員はそんなに待遇良くしなくても辞めませんよ!
離職率が高い経験年数の浅い職員の事を考えるべき。

■職場内で不満が出る
正直なところ介護職は誰でもできます。
向き、不向きはあるにしても難しいことをやっている訳じゃないので。
経験でしかわからない事も多いですが、3、4年も勤めていれば一通りの仕事はこなせます。

ぶっちゃけ10年以上勤めて仕事が出来ない職員よりも、3、4年の要領の良い職員のほうが頼りになる。
こんな事もよくあります。

同じ仕事をしていて、自分よりも仕事の出来ない人のほうが8万円も給料が多かったらどう思いますか?
手取りで15万円ほどしかない給料での8万円の差は大きいのです。

■私の思い
経験年数に応じて段階的に上げれば良いじゃない。
それだけ。

介護報酬や処遇改善、私たち介護職員の給料は政府次第。
基本給があるので給料が下がるということはありませんが。
年度の昇給なんてあって無いような物。
処遇改善以外に大幅に給料が変わる事はないのです。

勤続10年以上で8万円アップ
このような今現在働いている人の事を何も考えていない政策はやめていただきたいです。

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